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芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞のNerhol、杉戸洋氏とのスペシャルトークイベント開催

Yutaka Kikutake Gallery Roppongiで開催中のNerholの個展「Household Vestiges」のクロージングを記念し、アーティストユニットNerholと杉戸洋氏によるトークイベントが2025年3月22日に開催されます。本イベントは、Nerholが美術部門における令和6年度(第75回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した直後の貴重な機会となります。

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Yutaka Kikutake Gallery Nerhol

Nerhol 左から田中義久氏、飯田竜太氏


注目のアーティストデュオ Nerholとは

田中義久(1980–)と飯田竜太(1981–)により2007年に結成されたアーティストデュオNerhol(ネルホル)は、人物の連続写真の束を彫刻する独特の制作手法で知られています。近年では帰化植物や珪化木、記録映像にまで対象を広げ、時間と空間についての独自の探究を続けています。社会学や歴史、文化人類学といった複数の領域へと活動を拡大し、深化させてきた彼らの実践は、今回の芸術選奨受賞という形で高く評価されました。


「Household Vestiges」展の見どころ

「Household Vestiges(家の痕跡)」と題された本展では、家や世帯といった身近な構成単位から物事を切り取り、時間の積層はもとより、その背景に潜む歴史や時代性など、個々の固有性を超えた関係性の網を見出す作品群が展示されています。これまでの二人の制作活動を礎にした本展は、Nerholの表現の深まりを体感できる貴重な機会です。


Yutaka Kikutake Gallery Nerhol

Nerhol「Household Vestiges」展示風景


スペシャルトークイベント詳細

今回のトークイベントでは、Nerholと著名な美術家である杉戸洋氏との対話が実現します。ファシリテーターには、キュレーターの兼平彦太郎氏を迎え、Nerholの創作プロセスや芸術観について深い洞察が得られる内容となりそうです。


展覧会の最終日に開催されるこの特別イベントでは、当日12:00から14:00までの間、展示も鑑賞可能です。アートシーンで注目を集めるNerholの作品世界と、受賞後初となる公の場での対話を通して、彼らの芸術観に触れる貴重な機会をお見逃しなく。

 

Nerhol「Household Vestiges」


会期: 2025年2月1日(土)- 3月21日(金)


場所: Yutaka Kikutake Gallery Roppongi(東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル2F)


開館時間:11:00 - 19:00


閉館日:日曜日、月曜日、祝日



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