top of page
Gen de Art

“世界一美味しい市販日本酒”が決まる品評会「SAKE COMPETITION 2024」の開催

SAKE COMPETITION(サケ コンペティション)実行委員会は、世界一美味しい市販日本酒を決定するコンペティション「SAKE COMPETITION 2024」を開催しました。


SAKE COMPETITION 2023

表彰式当日は、日本酒の魅力や文化を世界に広める活動をしている中田英寿氏や、趣味であるお酒の知識を活かしながら多方面で活躍されているフリーアナウンサーの宇賀なつみ氏、大のお酒好きとして知られる人気モデル倉本康子氏、今年4月に現役を引退された元競泳日本代表の入江陵介氏、GENERATIONSのパフォーマーとして活動に加えエンタテイナーの育成などにも精力的に取り組まれている中務裕太氏がプレゼンターとして会場に駆けつけました。


部門表彰では、まず「純米酒部門」の上位酒を発表。株式会社今田酒造本店(広島県)の「新橋の男達(おやじ)の酒」が1位を獲得しました。「今年は酒造りが難しく、上手くいかない年だなと蔵の仲間と話していました。まさか1位を獲れるなんて夢にも思っていなかったので、驚きと同時に本当に嬉しく思っています」と、受賞の喜びを語りました。続けて、「純米吟醸部門」では合名会社大木代吉本店(福島県)の「楽器正宗 愛山 中取り」、「純米大吟醸部門」では株式会社山和酒造店(宮城県)の「山和 Shizukudori」、Super Premium部門では森島酒造株式会社(茨城県)の「富士大観 秘蔵酒 限定大吟醸」、海外出品種部門ではDASSAI USA lnc.(アメリカ)の「DASSAI BLUE Type 23」が1位を獲得しました。


「SAKE COMPETITION 2024」

左から順に、

  1. 「純米酒部門」1位 受賞した株式会社今田酒造本店(広島県)の「新橋の男達(おやじ)の酒」

  2. 「純米吟醸部門」1位 合名会社大木代吉本店(福島県)の「楽器正宗 愛山 中取り」

  3. 「純米大吟醸部門」1位 株式会社山和酒造店(宮城県)の「山和 Shizukudori」

  4. Super Premium部門 1位 森島酒造株式会社(茨城県)の「富士大観 秘蔵酒 限定大吟醸」

  5. 海外出品種部門 1位 DASSAI USA lnc.(アメリカ)の「DASSAI BLUE Type 23」


特別賞では、一流のソムリエ・シェフが審査を行う「ソムリエ・シェフ賞」を今西酒造株式会社(奈良県)の「みむろ杉ろまんシリーズ DioAbita」が受賞。全ての部門に入賞し、その中でも最上位数が多かった酒蔵に贈られる「最優秀酒蔵賞」は、合名会社大木代吉本店(福島県)の「楽器 正宗」が受賞しました。さらに、40歳以下の日本酒の造り手を応援するダイナースクラブ若手奨励賞は、株式会社新澤醸造店(宮城県)の「伯楽星 特別純米」、JAL国際

線ビジネスクラスの機内酒として提供される「JAL空飛ぶSAKE賞」は、小泉酒造合資会社(千葉県)の「東魁盛 純米吟醸 なのはな」、日本酒アプリSakenomyが選ぶ「Sakenomy Best Brand of the Year」は高木酒造株式会社(山形県)の「十四代」、がそれぞれ受賞し、「SAKE COMPETITION 2024」表彰式は幕を閉じました。


プレゼンターの中田英寿氏は、今年の審査結果を振り返り、以下のコメントを残しました。

「毎年レベルが本当に上がっていると思います。今年の審査では、何よりも海外部門のレベルアップには驚きました。アルコール全体の消費量が世界的に見ても減少傾向にある中で、より美味しい一杯をどのように手にとってもらうかが大事になってくると思います。また、味わいだけではなくブランディングについてや、お酒に合うマーケットがどこにあるのかなどについても、これまで以上に考えて行く必要があるのではないでしょうか。多くのデータ・数字を蔵元に還元することや、流通に関してもできる限り良い状態で届けられるような仕組みを考えることなど、日本酒業界のために我々も頑張っていきたいと思います」


「SAKE COMPETITION 2024」

プレゼンターの中田英寿氏と十四代の高木酒造株式会社 代表取締役 高木辰五郎氏


SAKE COMPETITION とは

世界最大級の日本酒だけのコンペティション。「ブランドによらず消費者が本当に美味しい日本酒にもっと巡り会えるよう、新しい基準を示したい」という理念のもとに、2012 年から始まりました。回を重ねるごとに規模が拡大。日本酒のトレンドを牽引し、品質向上の礎を築き、第 9 回目の開催となった2023 年は、総出品数の上限である 1000 点が集まり華やかなコンペティションになりました。基準はお米でできたお酒らしい香りや味わいから逸脱していないかを問う「清酒としての品格」、飲んで楽しむお酒として優れているかを問う「飲用酒としての適性」の2点を基準として総合的に評価。各部門の上位 10 点は GOLD とその順位を、GOLD 以下の部門上位 10%には SILVER が授与されます。

 

SAKE COMPETITION 2024


Comments


bottom of page