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Love letter project『紫舟 書初め大会』

毎年多くの人が楽しみにしている紫舟さんの書初め大会が2022年1月8日(土) に開催されました。このワークショップについて紫舟さんにお話を伺いました。


Love letter projectについて

「誰かがあなたのことを愛している、必要としている」ということを思い出してもらいたい。手から生み出された筆文字の手紙をみて暖かい気持ちになって貰いたい。そんな想いで始めたのが16年前でした。


近年のコロナの影響を多く受けたのは子ども達だと思います。学校やお稽古ごと…。大人の事情で学校が休みになり、また文化的なお稽古や体験の機会が減ってしまった子どもも多いと思います。


これほど豊かで素晴らしい文化がある国ですので、厳しい環境下におかれた子どもたちに無料で体験してもらいたいと思っています。


今年の活動について

これまでの活動範囲は欧米が多かったので、今年はアジアの方々ともお仕事させて頂ける年にしたいなと思っています。また作品では、毎年大作を作りたいと思いながら制作していますが、今年の大作は、物理的にサイズが大きな作品、龍の天井画、7M四方を作り始めています。



書初めについて

新しい年の始まりに、どのような一年にしようか熟考し、言葉を紡ぎ出し、それを和紙に筆で書き上げます。その「書初め」を飾り、日常的にそれを見る。そうすることで一年が、掲げた志のように導かれていきます。"言葉の力は紙に宿る"のです。年始の初詣でいただくお札やお守りなどは、そのことを私たちが無意識に信じていることのひとつ、かもしれないですよね。


私の今年の書初めは『有望~望みはかならず有る』です。

例え状況が厳しくても、今がどんな困難でも、望みは必ず有る。この言葉を自分へのメッセージとして、素敵な1年にしたいと思います。


会場では100人の参加者の方々がそれぞれの1年を想い、書き初めを楽しみました。皆さんも今年1年の目標や自分へのメッセージをぜひ、ゆっくり考えてみてはいかがでしょう。今年の紫舟さんの活動も楽しみですね。

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