4 月 18 日(木)、六本木ヒルズアリーナで、日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2024 at ROPPONGI HILLS」が幕を開けました。2016年にスタートした「CRAFT SAKE WEEK」は、今年で通算９回目の開催を迎え、過去最⻑の 12 日間開催となります。全国から厳選された酒蔵 120 蔵と予約困難な人気レストランをはじめとする 15 店のレストランが出店。初日には、「頑張れ、北陸！！の日」をテーマに北陸エリアの酒蔵 10 蔵が参加。12 時のオープン後、スタートを待ちわびた多くの来場者の方々が日本酒や食事を楽しみ、会場は賑わいをみせました。
期間中、毎日異なるお酒のテーマを設ける本イベントでは、開催初日の18 日(木)に「頑張れ、北陸!!の日」をテーマに掲げ、北陸の魅力と活力を再び輝かせ、今年1月の震災からの復興への道を歩む、北陸の日本酒を飲んで酒蔵を応援しました。また、4月18日（木）から22日（月）の前半５日間は、レジェンド込山秀規氏による予約困難な焼肉店「誇味山」(東京・⻄麻布)、中国料理とスペイン料理がコラボし、これまでになかった独創的な料理を生み出す「TexturA(テクストゥーラ)」(東京・日比谷)、フランスで 11 年の修行を重ね、「フランス人よりフランスらしい」と高い評価を受ける大垣直⺒氏がオープンしたビストロ「Naomi Ogaki」(栃木・宇都宮)など多様性に富んだレストランが名を連ねる中、Gen de Artからは、特に注目なレストランを２店舗ご紹介。
エリオ・ロカンダ・イタリアーナ(東京・半蔵門)
イタリア政府公認の名店で、オーナーシェフのエリオ・オルサーラ氏が北海道の自家工場で作る新鮮チーズやサラミ、オーガニック野菜、漁師直送の海の幸など、国産最高級食材を惜しみなく使いながら、南イタリア伝統の味わいを現代風にアレンジ。健康と大地を意識した、心躍る革新的なイタリアン・レストラン。イベント期間中は、実際にレストランで提供されるボリュームはそのままに、お好みの日本酒と心置き無くお食事を楽しむことができます。
白(東京・恵比寿)
予約が取れない隠れ家和食『米ル』の最上級ブランド店として、恵比寿にオープン。コースのメインディッシュは「炊き立ての土鍋ご飯」。ミシュラン2つ星出身の店主が、全国を回ってやっと巡り会えた究極のお米「龍の瞳」を使用。本イベントでは、その中でも大好評な鰹節TKGと、マグロ丼を提供。炊き上がる直前のお米のアルデンテや、研究を重ねた変化の過程を楽しむご飯を日本酒と一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
また、4 月 23 日(火)から 28 日(日)の 6 日間は、素材や調味料の生産を通して、日本の食を応援する生産者が届けるレストランが出店。江戸時代から続くお茶と海苔の老舗「お茶と海苔 山本山」、日本が誇るべき発酵食品「味噌」を発信する「みそめぼれ」、肉を加工して食べることが多いフランスの伝統的食文化シャルキュトリを日本に深く浸透させたいと、2022 年 7 月に京都・東山に開業した「メゾンドシャルキュトリーM」、本格的なチーズ専門店として、フランスで認められた熟成士が実際につくり手を訪ねて厳選したチーズを販売する「チーズ王国」、中田英寿が全国を旅する中で出会った「“にほん”の“ほんもの”=にほんもの」の中から、こだわりの生産者をセレクトし、相性の良い食材を組み合わせて提供する「kitchen NIHONMONO」の 5 店舗が出店します。
幻想的な空間演出を通して、会場全体で日本文化を発信する本イベントでは、今年の会場デザインを「SAZE」の設計や、 グッドデザイン賞を受賞した「SHAREtenjincho」はじめ、TAILAND/隈研吾建築都市設計事務所などで活躍する新進気鋭の建築家 クマタイチ氏が担当。「SAKA-MORI」をコンセプトとして、まるで森のような、自然のままの木や葉で空間が構成され、直径 3.2メートルの半球の杉玉が吊るされています。会場を見たお客様からは「六本木にいるのに、森に囲まれているような不思議な感覚!」と六本木に現れたモリで、人間の原始的な楽しみであるSAKEを味わい楽しむという感覚を呼び起こす、祝祭的な場を堪能した様子でした。
会場デザインを担当したクマタイチ氏
日本酒や日本文化の奥深さや楽しさに触れ、様々なジャンルのお料理とのペアリングを通して「新しい日本酒体験」に出会うことのできる本イベントは、4 月 29 日(月・祝)まで開催中です。
CRAFT SAKE WEEK 2024 at ROPPONGI HILLS
日 時： 2024 年 4 月 18 日（木）～29 日（月・祝）／ 各日 12:00～21:00 （L.O. 20:30）
場 所： 六本木ヒルズアリーナ（東京都港区六本木 6 丁目 9-1）
参 加 蔵 数： 各日 10 蔵 計 120 蔵 （予定）
レストラン数： 15 店（予定）
料 金： スターターセット ￥3,900（オリジナル酒器グラス＋飲食用コイン 11 枚）
※2 回目以降のご来場の際は、スターターキットのグラスを持参いただくと、追加コイン購入のみでお楽しみいただけます
ウェブサイト: https://craftsakeweek.com