京都の春を彩る音楽の祭典「KYOTOPHONIE ボーダレスミュージックフェスティバル 2025 春」の出演アーティストが発表されました。伝説的な詩人パティ・スミスの約9年ぶりとなる来日公演をはじめ、ブラジルの実験的ミュージシャン、フィリペ・カット、そして水曜日のカンパネラの元ボーカリスト・コムアイなど、ジャンルを超えた豪華アーティストが集結します。
Soundwalk Collective & Patti Smith
Soundwalk Collective (Stephan Crasneanscki, Simone Merli) (Photo by Vanina Sorrenti); Patti Smith (Photo by Jesse Paris Smith)
フェスティバルは2025年4月12日から5月11日まで、京都市内の各所で開催。姉妹イベントである「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025」と同時期に行われ、今回は「HUMANITY」（人間性）をテーマに、音楽と写真芸術の融合を試みます。
注目の公演ラインナップ
パティ・スミス＆サウンドウォーク・コレクティヴ「コレスポンデンス」
4月29日、ロームシアター京都 サウスホールにて、パティ・スミスとサウンドウォーク・コレクティヴによる日本初演となる「コレスポンデンス」を披露。10年以上におよぶ協働プロジェクトから生まれた8つの映像作品と共に、人間と自然の関係性を探求する圧巻のパフォーマンスが展開されます。
Soundwalk Collective & Patti Smith | CORRESPONDENCES
Courtesy of Soundwalk Collective
フィリペ・カット
4月19日、ヒューリックホール京都にて日本初公演を開催。ブラジルの現代音楽シーンを代表するアーティストとして知られる彼の力強い歌声と、多彩な音楽性を体感できる貴重な機会となります。
Filipe Catto 「Belezas São Coisas Acesas por Dentro 」Album jacket
コムアイ
同じく4月19日、ヒューリックホール京都にて特別公演を実施。現在拠点としているブラジル・バイーアでの経験を織り交ぜた、新たな表現に挑戦します。
フェスティバル開幕を祝うキックオフパーティー
4月12日には、日本最古のクラブ・CLUB METROにて、KYOTOGRAPHIE、KYOTOPHONIE、KG＋による合同のキックオフパーティーが開催されます。ブラジル人アーティストのフィリペ・カットをはじめ、京都から世界、またアンダーからオーバーまでシームレスに活躍するアーティストが一堂に会します。
KYOTOPHONIE ボーダレスミュージックフェスティバル 2025 春
会期：2025年4月12日（土）－5月11日（日）
会場：CLUB METRO、ヒューリックホール京都、ロームシアター京都 サウスホールほか
主催：一般社団法人KYOTOPHONIE
公式サイト：https://kyotophonie.jp/
